通行料の徴収やゲートの設置など山梨県側で新たな規制が導入された富士山のことしの夏山シーズンはきょう最終日を迎えた。山梨県側、富士山の5合目では午前中、霧に包まれたが最後の夏山登山を楽しもうと多くの人が訪れた。富士山の山梨県側ではことし初めて5合目にゲートが設置され1人2000円の通行料を徴収したうえで混雑防止のため一日当たりの登山者を4000人までとしいわゆる弾丸登山対策として午後4時から翌日の午前3時まではゲートを閉鎖する登山規制を導入した。そして午後4時、ゲートが閉められた。県によるとことしの夏山シーズンに5合目のゲートの通過が許可された人は合わせて14万1400人で一日当たりで最も多かったのは今月7日の3382人とシーズン中一日の上限4000人に達した日はなかったという。