映画監督・山田洋次さん(91)当時。番組では90作目に作品に挑む姿に密着した。人生を生き直そうとする人々を描く作品で大切にしたシーンがある。大泉洋さん演じる大企業の部長が自らの人生に疑問を抱く場面。山田洋次さんは「悩む人は正しいと思いますね」「大部分の人が直接サービスを受け取って喜ぶ人の顔を見るような仕事なんて出来ない だけど最終的にはこれは人間のためにやっているんだ この社会がより豊かになるためにより平和なよい世界になるためにやっているんだ どこかで自分を納得させるものがなきゃいけないと思う」などと語っていた。