おととい引退が発表された東海道山陽新幹線の検査専用車両ドクターイエローについてJR東海は新たな検査専用車両を作らず、現在運営されているN700Sの新型車両を使って行うことを発表。追加投入されるN700Sにはグリーン車より上質な設備を備えた個室を導入するほか、整備作業を省力化するため、自動で座席を回転させる装置を搭載。一部の編成には線路のゆがみなどを確認する検査用の装置も搭載。またレールを固定するボルトを自動で把握するシステムなど新たな機能も導入。ドクターイエローと同等以上のデータを高頻度で取得できるとしている。