天皇皇后両陛下はきのう午後、「国民文化祭」と「全国障害者芸術文化祭」の開会式に出席された。式典後は出演者と懇談し、オープニングステージで地元の郡上おどりを披露した保存会の森和美さんに陛下は「すばらしかったです」と声をかけられた。フィナーレで朗読を披露した視覚障害のある岐阜北高校3年・古田桃香さんに対して皇后さまは「心に響く朗読でした」と感想を述べられていた。さらに両陛下は午後7時半過ぎから岐阜市内の宿泊施設で市民による提灯を使った歓迎を受けられた。約3000人の市民らが集まり提灯を振ると、両陛下も部屋から提灯を振ってこたえられた。きょうは「ぎふ木遊館」を視察したあと「全国障碍者芸術・文化祭」を鑑賞予定。