甘口しょうゆの工場を探検。大分県・臼杵市は九州でも有数の醤油の産地として知られている。しょうゆ作りの歴史は古く、一説によると臼杵藩の初代藩主が約400年前、自らの地元・美濃から職人を連れてきた事が醤油づくりの始まりだった。「世界一大きな木樽」は世界記録に認定。高さと直径は9mで容量は540kLと1Lのしょうゆボトル54万本分に相当する。世界一の樽を造った理由は300年ほど前の江戸時代の醤油を再現したいからだった。3年前に仕込んだ醤油が商品として出来上がっているが、一般的な醤油の熟成期間は約半年から1年。世界一の木樽で造った醤油は江戸時代の製法に習い3年かけて熟成させた物だという。