小田原線は多摩川を渡って神奈川県川崎市へ。まず訪れたのは向ヶ丘遊園駅。駅名の由来はかつてこの一帯にあった巨大な遊園地。その隣には東京ドーム37個分の広さの公園・生田緑地がある。四季折々の自然を楽しめるハイキングコースとして地元の人たちに親しまれているが、そこにあるのが岡本太郎美術館。世界的芸術家・岡本太郎さんは川崎市の出身。自らの作品を市に寄贈したことで美術館が誕生。岡本さんの作品すべてに共通するテーマが“遊びの精神”。理屈や損得に囚われない衝動を表現したものだという。そんな遊びを体現する作品が「坐ることを拒否する椅子」。人間と対決するようなイスがあってもいいのではという思いが込められている。この美術館は3月末から改修工事を予定している。
