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「岡部亮登」 のテレビ露出情報

ジャズ作曲家の挾間美帆の曲作りは試行錯誤の繰り返し。挾間はユニットを率いて自作曲を指揮することでも知られてきた。4年前にアルバムがグラミー賞にノミネートされ、去年発表した新作にも受賞への期待が寄せられている。今やデンマークの名門ビッグバンドから首席指揮者に招かれ、気鋭のピアニスト角野隼斗との共演も。亀田誠治は「古典と現代と未来をつなぐよう」と狭間を評した。生身の人間だけが放つ熱量こそが音楽を変えていくと狭間は信じているという。
狭間の拠点はニューヨーク。譜面の準備や、海外ツアーでは航空券やホテルの手配まで自ら行う。この街に暮らして14年、譜面を詰め込んだキャリーケースを手にどこにでも行くのが狭間の日常。ニューヨークで率いる楽団「m_unit」は総勢13人。東京のジャズクラブで行われたm_unitには日本のメンバーが出演する。助っ人のホルン奏者は読響のベテランだが、くシックとは違う狭間の楽譜に「チャレンジ精神を奮い立たせられる」と話した。
狭間はクラシックの作曲家を目指して国立音大に学びジャズに出会い、在学中にプロとしてスタートを切った。作曲家に憧れたのは青森に暮らしていた小学2年生の頃。音楽教室に毎月1度東京からやってくる先生が、狭間が考えたフレーズを即座に楽曲に展開する力に衝撃を受けたという。その恩師・梶谷修と25年ぶりに再会。今も子どもたちに曲作りを教えているという。
今年1月、狭間は自宅にこもって作曲にとりかかっていた。ニューヨークのクラブから曲を依頼されていた。表現するのは時の歪み。狭間は右手と左手で異なるリズムを刻み曲を作っていく。行き詰まったときは一旦作曲を忘れて食事。何時間もピアノに向かい続ける日々。

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