東日本大震災から、今日で13年となる。2004年12月、インド洋大津波が起き、インドネシア・アチェ州では16万人以上の犠牲者が出た。発生から20年が経ち、どうしたら被害を風化させないかを考えたインドネシアの高校生たちは、東日本大震災の被害を受けた岩手・陸前高田市の交流会に参加し、共通の課題を認識した。去年12月、岩手の大槌高校の生徒たちが、アチェ州に訪問し、津波からどう逃げたかなどをわかりやすくまとめた絵本などを持ってきた。大槌高校では、先輩が作った絵本を引き継ぎ、震災の記憶を引き継ぐ取り組みをしている。アチェ州の高校生たちも、同じように教訓を次世代をつなげたいとしている。