梅雨入りに関する解説。東北地方では梅雨入りが近づいており、大雨への備えが必要な季節である。今夜は去年7月の記録的大雨で、7000棟以上の被害が発生した秋田からお伝えするという。水害はここ10年毎年のように起きていて、2016年には台風10号が岩手で災害関連死も含めて29人が犠牲となった。2019年には福島と宮城で阿武隈川などが氾濫し4万5000棟を超える住宅被害が発生した。東北でも今後、激甚化・頻発化が指摘されている水害から、命や暮らしをどう守っていけば良いのか。今回参考にするのは去年の秋田で記録的大雨の時に消防によせられた通報記録である。その中でも「避難」や「冠水」など字が大きいほどよく使われた言葉だとのこと。中でも「避難が出来ない」という言葉は切実な訴えであった。