中東では中国の影響が高まりつつある。今回の訪問には日本企業への投資への関心が高く同行の呼びかけが1か月前だったにも関わらず約30社が集まったという。会談では日本文化、観光などでの交流の推進で一致する見通しで岸田首相は両国間の幅広い分野での連携強化によりサウジの中国への接近に歯止めをかけたい考え。ただ専門家の中には「サウジとの連携を強める国際社会の中で日本は周回遅れ」と指摘する人もいる。中国の影響力が高まれば日本のエネルギー政策に影響しかねがいと懸念している。またムハンマド氏との信頼構築も重視していて、サウジは「中東全体を動かすパワーをもつため」ため現在37歳のムハンマド氏との半径は将来にわたる日本の国益につながると踏んでいるという(朝日新聞)。