衆議院選挙がスタートする。アノマリーでは選挙は株価が上昇しやすい。スタジオでニッセイ基礎研究所・矢嶋康次氏は、解散から選挙までは株価が上がるアノマリーがよく言われる話だが、それ以降は石破政権は買いなのかどうかの判断ができるか。今回の選挙で自民党が勝つか、負けるかが非常に大きい。自民・公明で過半数を取れるかが焦点。石破総理大臣の支持率は歴代首相と比べると一番低い。支持率の調査が新しく出てくる。公認問題で非公認を出したり、重複問題をなしにするとした踏み込んだ対応を市場がどう判断するか、それにより石破総理の支持率が下がることになると自公で過半数割れの見方を織り込みに行く可能性もある。過去をみると、就任当時から支持率が上がることは基本ない。下がるレベルをどれだけ抑え込めるかと解説した。世界経済を考えるときに中国のGDPが気になる。岡三証券・小川佳紀氏は、足元中国の景気は減速基調だと思われる。一方で株式市場を見てみると実は直近の中国株の急騰というのが大きな話題になっていて、これは政策に対する期待を反映しているということだと思う。中国の景気が根本のところが減速は変わらないということであれば今回のこのトレードの巻き戻しというのもあくまで一時的にとどまるのではないかと解説した。