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「島根県水産技術センター」 のテレビ露出情報

漁業の現場でポイントを選ぶのは、長年の経験や勘が頼りだとされているが、ベテランでも失敗することがある。そこで漁業が盛んな島根県では、デジタルを活用することで効率化を進めている。島根県でおよそ20年、漁をしている三井悟さんが漁の際に参考にしているのが、九州大学と東京のコンサルタント会社が開発したアプリ。漁獲量に大きく影響する潮流を予測することができる。漁をする場所を選ぶには、潮流を読むのが大事で、これまでは直接現場に行って潮流を確かめていたが、そうした手間を省くことができるようになり、その結果、燃料費を2割ほど削減することができた。漁を効率化できたことで、収益アップにもつながった。予測を可能にしているのが、漁業者たちが集めてくるデータ。漁具に取り付けたセンサーで、海水温などを観測している。観測したデータは、リアルタイムで九州大学に送られる。そのデータを解析して、潮流のほかにも海水温や塩分の予測情報を漁業者に送り返している。
このアプリの導入を進める島根県水産技術センターでは、集めたデータを活用してさらなる効率化につなげようとしている。例えばケンサキイカは、データを分析することで、海底の水温が20度以上であれば漁獲量が増加することが分かった。今までは漁をするのにあたり、おおまかな時期の目安しかなかったが、明確な判断材料ができ、漁に出て空振りすることも減ってきた。このアプリを導入しているのは、島根県にほかにも九州を中心に15以上の道と県に上る。漁業者の収益力を高めることにつなげられるか、注目される。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年11月21日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース松江局 昼のニュース
島根県水産技術センターのまとめによると、県内を拠点とする漁船が浜田港や境港などで水揚げしたマサバやゴマサバの漁獲量は今年9月の時点で去年1年分に迫る2万4634トンに上るという。詳しい理由については明らかになっていないというが、何らかの海洋環境の変化が影響しているか、水産庁が漁獲量の上限を設けたことによって資源が回復している可能性があるとしている。その上で漁[…続きを読む]

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