県民の健康寿命を延ばすための取り組みを話し合う会議が県庁で開かれ、食習慣の改善を呼びかける事業を行うことが確認された。健康寿命は、介護の必要なく健康的に生活できる期間で、島根県は2020年度から県民の健康寿命を延ばすための取り組みを進めている。きょうは担当者がこれまでの取り組みとして、地区ごとにラジオ体操をしたり、アルコールの摂取を減らすためノンアルコール飲料の試飲会を行ったことを報告した。そして基礎疾患がある人の割合が全国より高く、運動の習慣のある人の割合が全国より低い水準だと課題を指摘した。その上で、今後の取り組みとして食習慣の改善を呼びかけるため、減塩や野菜摂取に配慮した弁当を県が認定することを確認した。