東芝・島田太郎社長は「会社を100年後にも残すために行わなければならない、どうしても必要なことに、こういう状態になってしまったこと自体に私自身は強く責任は感じている」と述べた。きのう上場廃止後初めてとなる中期経営計画を発表し、50歳以上の早期退職希望者を最大4000人募集すると明らかにした。また2025年度の前半に東京・浜松町にある本社機能を神奈川県川崎市に集約するほか、分社している会社の統合も進めていくという。東芝は固定費の削減を進め、事業や人材への投資などを通じて2026年度には営業利益を3800億円に拡大することを目指すとしている。