JR川崎駅前で出会った山田宏道さん(45歳)の家までついて行った。1,550万円で購入し、200万円かけてリフォームした。妻・智鶴さんは台湾に10年住んだ経験があり、夕食は台湾料理だった。妻は高校の先輩で「三田先輩」と呼んでいる。妻は夫を「山田」と呼び捨て。上の階は妻のアトリエ。プロレベルの絵が並んでいた。妻が15年飼っていた猫の剝製もあった。妻は台湾で修行を積んだ占い師だった。ベランダが広く、大量のスズメが来るという。結婚したのは5年前。中学・高校の先輩・後輩の間柄で深夜のファミリーマートで再会、3ヶ月後に結婚したという。夫はインディーズバンド「Epoxy」でCDデビューしている。妻はどんな他のアーティストより一番好きと語った。妻は初婚だが、夫はバツイチ。尖閣諸島付近で漁船が衝突した事件をきっかけに、夫は使命感に駆られ街頭演説などに没頭するようになり、離婚することになった。夫は政治活動が忙しく、日進町の簡易宿泊所に寝泊まりしていて、家にはあまり帰ってこず、別居状態。この日もこの撮影がなかったら帰宅するつもりはなく、2か月ぶりの再会だった。妻がずっと笑顔だったのは心配していた夫の顔が久しぶりに見られたから。夫はいつも通り日進町の簡易宿泊所へ向かった。