埼玉・川越で開かれている展示即売会には漆器など約250点が並び、輪島塗の作品の多くは地震の被害を免れたものだそう。即売会を開いたのは漆塗り作家の加藤那美子さんで、輪島で技術を学び育ててもらった感じがあるなどと話した。当時知り合い親交のあった海守恵美子さんのギャラリーが全壊したことを知り、力になりたいと加藤さんが被害を免れた作品の埼玉での販売を提案したそう。海守さんは次に進めない状態でいたので誘ってもらったことで勇気をもらったなどと話した。迎えたきょうの即売会で海守さんは作品の魅力とともに被災当時の状況を説明した。加藤さんはこれで支援した気になって満足せず、長く支援したいなどと話した。