SDGsへの取り組みに積極的な企業が過去最高になった。「意味や重要性を理解し取り組んでいる」とした企業は回答した1万社以上のうち29.7%だった。「取り組みたいと思っている」と合わせたSDGsに積極的な企業は54.5%で過去最高だった(帝国データバンクから)。調査会社は人手不足を背景に人材確保の目的で取り組む企業が見られたと分析。SDGsへの取り組みを行っている企業については、「効果を実感している」とした割合が約7割に上った。具体的には「企業イメージの向上」「従業員のモチベーション向上」「採用活動にプラス」などを効果として挙げた企業が多かった。SDGsの取り組みを通じて売り上げの増加、新商品、サービスの開発につながったという企業もあり、ビジネスチャンスの獲得や業績の回復に結びついている可能性もあるという。