今年6月までの建設業の倒産件数が4年連続で増加し、過去10年で最多となったことがわかった(帝国データバンクの調査)。このままのペースで推移した場合、年間2000件台に到達する可能性もある。倒産の主な要因は鉄骨や木材などの「資材高騰」と、職人などの「人手不足」。若年層の「なり手不足」のほか、今年は多くの職人が高齢を理由に引退するとみられる。帝国データバンクは職人確保に向けた賃上げが求められる中、賃上げが難しい中小企業の倒産増加が続く可能性が高まっていると指摘している。
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