子どもの安全対策に詳しい専門家も子どもたち自身の気付きを大切にすることが安全への意識を高めることにつながっていると分析している。大阪教育大学の藤田大輔教授は「大人がこれをしたらだめと禁止をするとか、けがをするなどと脅すような従来の安全教育ではなく、土屋小学校のように子どもたちみずからが考え校内の危険を取り除いていくことが通学路の危険への気付きにも広がっていく」と話していた。また、そもそもは事故を起こさないように安全に運転するのは大人の責任。子どもたちがいくら意識を高め安全対策に取り組んでもそれだけでは意味がない。本来、私たち運転手側が気をつけ子どもたちの安全を守るべきだということを忘れてはいけない。
住所: 神奈川県平塚市土屋3004-2