埼玉県三芳町に田倉思い出の場所が。平成エンタープライズが始まった場所があった。田倉がバズ事業に乗り込んだのは子供の頃の思いから。バスは遠足でもどこに行くかわからず、観光地を言われてもわからないが、バスは楽しい場所につれてってくれると定義した。しかしその半生は山あり谷あり。1965年に東京都・東大和市で5人兄弟の次男として誕生した田倉は、父は3つの会社を経営する裕福な家庭だった。しかし。田倉が16歳の時に父が保証人になっていた会社の社長が亡くなり借金を肩代わり。これで会社ほとんど失った。高等専門学校を2年で中退。宅配や外車販売などで稼いだ。自らも高級外車を買って乗り回していた。22歳で愛車を売って中古の大型バスを購入。一人で観光バスツアー運転手を始めたがこれが見事にハマった。92年には前身会社の平成自動車交通を設立。旅行会社から仕事をもらう形でバスの事業を拡大していった。そんなある日、おおきな転機には旅行会社に営業に出向いた田倉はもっと仕事がほしいと打診した。