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「関東・東北豪雨」 のテレビ露出情報

阪神淡路大震災から今月17日で30年。先月、徳島市で行われた南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練で避難所に見立てた体育館に運び込まれたのは畳。災害時に畳を避難所へ無償で届けるプロジェクトのメンバー、前田敏康さん。神戸市で畳店を営んでいる。訓練では畳の特徴や並べ方を市民に伝えた。阪神淡路大震災当時、銀行員だった前田さんは会社の寮で就寝中に被災した。畳店を営む父・義正さんは建物が崩れ、道が塞がる中、車を走らせて畳を届け続けていた。届け先からはとても感謝されたという。前田さんは父の姿を追い銀行を辞めて畳店で働くことにした。2011年の東日本大震災。前田さんは何か役立てることはないかと現地で話を聞いて回った。その中で子ども連れの女性から「畳があったら子どもを寝かせられたのに」と聞いた。避難所の冷たい床に子どもを座らせることができず数日間抱えたまま壁にもたれ立っていたという。前田さんはたった1人で畳を無償で届ける活動を始めた。前田さんが最初に活動をしたのは2014年の長野県北部地震。地元の2つの畳店が仲間に加わり畳40枚を被災地へ。さらに仲間は増え2015年の関東・東北豪雨では30の畳店で217枚を被災地に届けた。その後も熊本地震でおよそ6000枚の畳が集まるなど徐々に支援の輪は広がっていった。前田さんたちは被災者の声を聞きながら畳にもこだわった。今では515の畳店がプロジェクトに参加。材料費などを提供する企業も現れた。191の自治体と災害時に避難所へ運び入れるための協定を結ぶなどプロジェクトは全国へと広がっている。これまでにおよそ1万枚が被災地に届けられた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月5日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
茨城県常総市の石下小学校で防災教室が開かれた。常総市は鬼怒川の堤防が決壊した2015年の関東東北豪雨で市内のおよそ3分の1が水没した。5年生のクラスでは災害時にどのような行動を取るべきかを学んだ。

2024年2月1日放送 13:05 - 13:55 NHK総合
列島ニュース(水戸局 昼のニュース)
東日本大震災のあと宮城県に設立された「日本カーシェアリング協会」は、県内でも関東・東北豪雨や去年6月の取手市の記録的大雨被害でも活動している。協会では能登半島地震でも7月末まで車の無料貸し出しを行う方針。活動資金を確保するため、不要な車を寄付するよう呼びかけている。寄付された車は分解して、部品や鉄など換金して250台を集める目標。状態がよければ、被災地での支[…続きを読む]

2024年1月14日放送 10:05 - 10:50 NHK総合
明日をまもるナビ(明日をまもるナビ)
矢守も当時、被災地に行ったが何をしていいのか分からなかったと言った。「ボランティア元年」はボランティアもどこまでしていいか分からないし、被災者もどこまでお願いしていいのか分からなかったという。阪神・淡路大震災での課題は「支援のミスマッチ」があった。過去の教訓から、現在では受け入れる窓口や送る物資が指定される形になっている。募集している期間内に指定されている場[…続きを読む]

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