2018年の西日本豪雨、2020年の熊本豪雨、2023年の秋田豪雨。近年7月に多発する豪雨による被害。水害からどう守る?京都大学防災研究所・宇治川オープンラボラトリーを取材。様々な災害のシミュレーションを行う。過去最大の豪雨に遭遇したら?長崎・長与町では1982年に1時間最大降水量187mmを観測。1時間200mの雨を体験。川池教授は「リアルタイムでどこでどのぐらいの雨が降っているのかレーダー雨量の情報を誰でもスマートフォンなどでみられる。そういった情報に日頃から注意しておくということが大事」。浸水現場から脱出するには?浸水してしまった場合、ドアにかかる水圧の強さは?水深45cm、55cmの場合で実験。地下空間に豪雨が流れ込んだら?地上で30cmの浸水が発生し階段をつたいどんな勢いで水が地下に流れるか検証。思うように地上に上がることはできない。川池教授は「止水板というのを設置しているが、ただし多くが手動で設置するような仕組みになっているため、設置できる保証がないところがある。早い段階で批難することが大事」。