卓球のパリ五輪日本代表選考会、シングルスの出場枠2つに対し女子は早田ひなが1位を独走しているが2枠目の争いが熾烈を極めている。2位平野美宇と3位伊藤美誠のポイントはわずか24.5ポイントで事実上この2人で2枠目を争っている。残り1枠を占う重要な大会だがきのうの準々決勝で平野は長崎美柚に敗れ、伊藤も張本美和に敗れた。5-8の順位決定戦に臨んだ2人は直接対決となり、平野がストレートで勝利した。そしてきょう平野は大藤沙月に敗れ6位となり、伊藤は横井咲桜に勝利して7位となったため互いのポイント差は10ポイント開き34.5差となった。今後ポイントが加算される大会は3つあり、中でも12月に開かれる国際大会は平野に出場資格がないため伊藤にとっては差を縮めるチャンスとなる。