核兵器の開発や保有、使用などを禁止する核兵器禁止条約の発効から4年となったきのう、広島市の平和公園にある原爆ドームの前には、市民団体のメンバーなどおよそ50人が集まった。そして「核と人類は共存できない」という英語のメッセージの形に並べられた1500本のキャンドルに火をともした。集会では声明文が読み上げられ「世界で核兵器使用の威嚇が繰り返されており、人類を核戦争の危機にさらしている」と警鐘を鳴らした。そして、ことし3月に米国で行われる核兵器禁止条約の締約国会議で、原爆の被害者だけでなく、世界各地の核被害者の救済に向けて取り組む必要があると訴えた。
住所: 広島県広島市中区大手町1-10