今週月曜日に閉幕した中国・全人代。ここでの政治活動報告では「出産・子育て・教育の負担を減らす」ことが盛り込まれた。その背景にあるのは急速に進む少子化。中国の去年1年間の出生数は、中国建国以来最も少ない902万人で7年連続で減少している。おととしの結婚届出数も10年前の約半分まで減少しているという。こうした中、公園で行われる婚活がコロナ禍があけ再び活発になっているという。しかし、婚活チラシを貼っているのも見ているのも多くが親世代。専門家は「親は墓を守ってくれる子孫が必要。若い人は自分の生活が重たくなるのは嫌。この考え方のギャップが出始めている」と話している。