- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 近藤奈央 小野文明 大谷舞風
オープニング映像と出演者の挨拶。
政治資金規正法改正をめぐり、自民党が公明党と日本維新の会の主張を踏まえて修正した法案はきのう参議院特別委員会で実質的な審議が始まった。衆議院で法案に賛成した公明党の日本維新の会は審議の中で政策活動費の支出をチェックする第三者機関の設置や10年後の領収書の公開などについての制度設計を再来年2026年1月1日の法律施行までに固めるべきだと主張した。こうした主張に対し岸田首相は参議院決算委員会で第三者委員会について、自民党としてもなるべく早期に設置できるように議論に貢献していくと述べた。公明党と日本維新の会は政策活動費の津名声を確保できる政治設計を早期に固めなければ実効性は担保できないとして、自民党に対し強く対応を求めていく方針。日本維新の会・音喜多政調会長は「誠実な履行が確約できないのであれば衆院と同じ対応が難しくなる場合もある」とコメント。
今月始まった定額減税。企業は給与やボーナスの明細に、所得税の減税額を明記することが義務づけられている。兵庫県淡路市で紙のおもちゃを作っている会社では、減税対象となる従業員は14人。給与の計算や明細の作成を主に社長が1人で担当している。今月25日に支給する給与から所得税の減税を反映させる予定だが、時間給で働く人も多く給与額が確定するのは20日以降。支給日までの間に減税額の計算などを行う必要がある。福井市ではコールセンターが設けられた。今回の4万円の定額減税ではそのすべてを年間の納税額から差し引けない場合、現金が給付される。対象者には夏ごろから順次申請書が送付されるが、こうした仕組みなどの問い合わせに応じるという。
中東のイランでは6月28日に行われる大統領選挙に向けて6人の候補者が決まり選挙戦が始まった。しかし候補者の資格審査をめぐっては欧米との対話を重視する改革派や穏健派の有力候補者が相次いで失格となり、これを受けて審査のあり方に疑問を呈する報道が出るなど現地では波紋が広がっている。
防衛省と米国・国防総省は、ことし4月の日米首脳会談で合意した防衛装備品の共同開発生産などに関する協議を初めて開催し、技術移転などを通じて両国の防衛産業分野の強化に向け連携していくことを確認した。また地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」などの共同生産や、米国軍の艦船や戦闘機を日本で整備できるようにするための議論を行う、4つの作業部会を設置することで合意した。
鹿児島市の認定こども園で21歳の保育士が男児を刃物のようなもので切り付けたとして殺人未遂の疑いで逮捕された事件。鹿児島市はこども園に対し10日指導監査を行い当時の状況について園の関係者から聞き取りを行った。一方こども園の代理人の弁護士によると容疑者が4月に担任となったクラスは子供がすり傷や切り傷などのけがを負うケースがほかのクラスに比べて多かったとの情報があるという。こども園は近く調査委員会を設置して詳しい状況を調べることにしている。
世界の天候に影響を及ぼすと考えられているエルニーニョ現象について、気象庁は、終息したと見られると発表した。日本付近では太平洋高気圧の張り出しが強まり、温かく湿った空気が流れ込みやすくなる見込みで、この夏の平均気温は、平年より高くなると予想されている。
ラグビーの新生日本代表。今月22日、イングランドとのテストマッチを前に、宮崎・宮崎市での合宿を報道陣に公開した。2015年のワールドカップで日本を率いたエディージョーンズが9年ぶりにヘッドコーチに復帰。選手たちは、プレーのスピードや判断のスピードを上げる「超速ラグビー」を体現するため、強度の高い練習に取り組んでいた。日本代表・リーチマイケル選手は「エディーさんの超速ラグビーはおもしろくて、判断、判断していかないといけない。ちゃんとした準備をして勝ちにいく」、ジョーンズヘッドコーチは「合宿はいい形で進んでいるが、まだやるべきことはある。集団としてスピードを速めて、相手の脅威になることが大事」と語った。
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- ラグビーワールドカップ宮崎市(宮崎)
歴史的な資料や美術工芸品などが被害を受けた際に汚れを取り除くなど応急措置を行う専門家たちの活動は文化財レスキューと呼ばれている。一昨年大雨で大きな被害を受けた青森県鰺ヶ沢町では江戸時代以降に編纂された貴重な資料などから泥やカビが取り除かれきれいな状態へと戻った。活動の中心メンバーで文化財の保存方法などを研究する弘前大学の片岡太郎准教授が預かった資料の数は約400点。作業は1年以上かけて行われた。災害から地域の記憶や文化を守る文化財レスキュー。片岡淳教順チームは次の災害が起きたときにも活動を行いたいとしている。
為替と株の値動きを伝えた。
イスラエルとイスラム組織ハマスの間の停戦と人質解放に向けた交渉をめぐり、米国・ブリンケン国務長官が再びイスラエルを訪れ、ネタニヤフ首相と会談した。ガザ地区の保健当局は、イスラエル軍の人質救出作戦で274人が死亡し10日の時点でこれまでの死者は3万7124人にのぼる。イスラエルはハマス側に6週間の停戦と人質解放を含む3段階からなる新たな提案を行った。ブリンケン国務長官は停滞している交渉を進展させたいとしている。しかし、ネタニヤフ首相がハマスの壊滅を目指す姿勢を崩していないのに対し、ハマス側は恒久的な停戦の保証を求めているうえ、人質救出作戦を受けてさらに態度を硬化させていて、交渉が進展するかはなお見通せない状況。
家族の介護や世話をしている子どもたち、いわゆる「ヤングケアラー」は、国や自治体が支援すべき対象だと初めて法律に明記されたことを受け、支援団体が会見を開いた。日本ケアラー連盟の田中悠美子は「法律に基づいてヤングケアラーを支えていく土台・根拠ができたのは大きい」とコメント。「子ども・若者育成支援推進法」の改正法で、初めて法律で、国や自治体による支援の対象として対応を強化することが明記された。
天皇陛下は、実務訪問賓客として日本を訪れているルクセンブルク・ギヨーム皇太子と皇居で会見した。天皇陛下は、平成24年にギヨーム皇太子夫妻の結婚式に参列したほか、平成26年に皇太子夫妻と面会していて、10年ぶりの再会。能登半島地震のあとルクセンブルクの政府や企業から寄せられた支援などに対し感謝を伝えられたという。このあと、皇后さまと長女の愛子さまも加わって、さらに30分あまり懇談された。夜には、秋篠宮ご夫妻が、東京・港区の赤坂御用地にあるお住まいにギヨーム皇太子を招いて夕食会を開いた。次女の佳子さまと長男の悠仁さまも出席。悠仁さまが、外国からの賓客をもてなす食事会に出席したのは9年前にタイの王女が来日した時以来。
台湾の台北など北部の市街地を流れる川の河口に不審な小型船が進入し、船着き場で別の船と接触事故を起こしたということで、乗っていた男が逮捕された。一部の台湾メディアは、男が「中国の福建省から小型船に乗ってきた」と話していると伝えていて、台湾の捜査当局が、動機や背後関係などについて、詳しく調べている。
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- 福建省(中国)
外国人の送還や収容のルールを見直した改正出入国管理法が10日施行されたことを受けて、改正法に反対する立場の弁護士などが声明を発表し、今後の運用に強い懸念を示した。声明では「多くの難民申請者の命や人権を脅かすことが危惧される」としたうえで、難民申請が3回目以降の人を強制送還の対象とすることについて「審査の適正が担保されないまま強行されれば、『難民』として保護しなければならない人をとりこぼす危険が高い」としている。
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- 改正出入国管理法
京都・右京区・東林院でナツツバキが見ごろを迎えている。夜明け前に咲いても日が暮れるころには散ってしまうことから、平家物語の冒頭に登場し、「沙羅双樹の花」にも例えられる。
山梨県富士川町でSNSに投稿した全身ピンク色のバッタの画像が話題を呼んだ。5歳の渡邉天晴が発見。どうしてピンク色のバッタが現れたのか弘前大学農学生命科学部・管原亮平助教が教えた。バッタの生命活動のメカニズムなどを研究している。バッタは環境によって体の色が変化する生き物。体内に体の色を決めるホルモンがあって、湿度や周りの色など外部の環境によって分泌量などが変化し、ピンク色のバッタが現れたと考えられるそうだとしている。ヒナバッタというバッタの一種とみられる。脱皮しても色は薄くなったがピンク色だった。