およそ1カ月後に開催される「弘前ねぷたまつり」を前に、弘前市の小学校で子どもたちが祭りで運行される山車のねぷた絵に色をつける仕上げの作業を行った。弘前市の自得小学校では子どもたちに地元の伝統文化への関心を高めてもらおうと毎年、「弘前ねぷたまつり」で練り歩く山車を制作し祭りで運行している。この山車で使われる「ねぷた絵」の制作が行われ、4年生から6年生の児童およそ30人がねぷたや手持ち灯籠などの仕上げの作業を行った。高さ3mの山車に使われるねぷた絵には秦の始皇帝が戦う様子が描かれていて児童たちは染料で丁寧に色をつけていた。手持ち灯ろうでは武者絵のほか好きなキャラクターなどを描きのりを使って骨組みに貼り付けていた。