一刻を争う患者たちとの日々に向き合う救急医療の現場。命を救うために奮闘するドクターヘリのチームに密着した。
まだ日が昇らない早朝、徳島県立中央病院ドクターヘリチームの部屋に朝一番にやってきたのはこの日ヘリに乗るフライトナース・丸岡看護師。ドクターヘリに載せる医療器具や薬品を念入りにチェックする。屋上ではパイロットと整備士が機体チェックを行う。運行前にこうした確認は欠かせない。毎朝8時、ドクターヘリチームの朝礼が行われる。乗り込む人を支える地上スタッフも居る。運航は午前8時~日没まで。ここは徳島県立中央病院の救命救急センター。朝のミーティングで患者の情報を共有することから始まる。センター長は川下陽一郎医師。センターの司令塔であり、この日のフライトドクターでもある。即時の判断が必要な救急医療の現場において医師・看護師に指示を出す役割を担っている。午前9時前に交通事故の一方が入る。徳島市内の現場に向かって医師が乗り込んだドクターカーが出発。病院到着後の治療を考えてすぐにCT検査を予約。現場に到着した医師から映像がリアルタイムで送られてくる。現場から届く情報をもとにどんな治療につなげるか即時に判断し指示を出す。カルテ作成や治療を引き継ぐ医師への連絡、その間にまた救急患者の受け入れが舞い込み大忙し。目まぐるしい現場で隙を見て昼食をとる。休む暇はない。
約30キロ離れた県西部からドクターヘリの要請が入った。手足の麻痺やしゃべりづらさを訴える患者。脳梗塞の疑いがある。フライトドクター・フライトナース・パイロット・整備士の4人が乗り込み、要請を受けて5分以内に出動する。地上にいる運航管理担当者が消防と連絡を取り、救急車とどこで合流するかを決めてパイロットに指示を出す。今回は病院のヘリポートに降りることとなった。移動中、患者の詳しい情報が入ってくる。ヘリの時速は約200キロ、出発から12分で到着した。自宅から搬送してきた救急車と合流し診察を行う。一方、中央病院にはまたドクターヘリの要請が入った。徳島県南部・那賀町からの要請。患者の状況を詳しく聞くことにした。この間、整備士が患者をヘリに載せる。診察中に入ってきた那賀町からのヘリの要請が気になる様子。結果、「距離があったため『こっちの現場が終わっても待ってもらえるなら』と聞いたところ『現場で対応する』との返答だったので任せた」とのこと。要請を受けてかから49分で病院に戻ってきた。中央病院に同じ症例の患者がいたため、川下医師は患者の分散を第一と考え徳島大学病院に搬送することを決断した。一刻を争う救急医療の現場でそれぞれが思うことを聞いた。丸岡看護師は「1人でヘリコプターに急に乗せられたらびっくりすると思う。だから横でいて苦しい思いを聞けるように、患者さんに寄り添うのが一番大事だと思う」、富松パイロットは「患者さんが助かったとか、医師や看護師が安心して飛べたという話を聞くと嬉しく思う」、川下医師は「僕達の1つのアンサーはプロフェッショナリズムを伝えること。あなたたちに診てもらってよかったと思えるものをちゃんと提供できているかどうかだけでプロというものは問われると思う」と話す。
まだ日が昇らない早朝、徳島県立中央病院ドクターヘリチームの部屋に朝一番にやってきたのはこの日ヘリに乗るフライトナース・丸岡看護師。ドクターヘリに載せる医療器具や薬品を念入りにチェックする。屋上ではパイロットと整備士が機体チェックを行う。運行前にこうした確認は欠かせない。毎朝8時、ドクターヘリチームの朝礼が行われる。乗り込む人を支える地上スタッフも居る。運航は午前8時~日没まで。ここは徳島県立中央病院の救命救急センター。朝のミーティングで患者の情報を共有することから始まる。センター長は川下陽一郎医師。センターの司令塔であり、この日のフライトドクターでもある。即時の判断が必要な救急医療の現場において医師・看護師に指示を出す役割を担っている。午前9時前に交通事故の一方が入る。徳島市内の現場に向かって医師が乗り込んだドクターカーが出発。病院到着後の治療を考えてすぐにCT検査を予約。現場に到着した医師から映像がリアルタイムで送られてくる。現場から届く情報をもとにどんな治療につなげるか即時に判断し指示を出す。カルテ作成や治療を引き継ぐ医師への連絡、その間にまた救急患者の受け入れが舞い込み大忙し。目まぐるしい現場で隙を見て昼食をとる。休む暇はない。
約30キロ離れた県西部からドクターヘリの要請が入った。手足の麻痺やしゃべりづらさを訴える患者。脳梗塞の疑いがある。フライトドクター・フライトナース・パイロット・整備士の4人が乗り込み、要請を受けて5分以内に出動する。地上にいる運航管理担当者が消防と連絡を取り、救急車とどこで合流するかを決めてパイロットに指示を出す。今回は病院のヘリポートに降りることとなった。移動中、患者の詳しい情報が入ってくる。ヘリの時速は約200キロ、出発から12分で到着した。自宅から搬送してきた救急車と合流し診察を行う。一方、中央病院にはまたドクターヘリの要請が入った。徳島県南部・那賀町からの要請。患者の状況を詳しく聞くことにした。この間、整備士が患者をヘリに載せる。診察中に入ってきた那賀町からのヘリの要請が気になる様子。結果、「距離があったため『こっちの現場が終わっても待ってもらえるなら』と聞いたところ『現場で対応する』との返答だったので任せた」とのこと。要請を受けてかから49分で病院に戻ってきた。中央病院に同じ症例の患者がいたため、川下医師は患者の分散を第一と考え徳島大学病院に搬送することを決断した。一刻を争う救急医療の現場でそれぞれが思うことを聞いた。丸岡看護師は「1人でヘリコプターに急に乗せられたらびっくりすると思う。だから横でいて苦しい思いを聞けるように、患者さんに寄り添うのが一番大事だと思う」、富松パイロットは「患者さんが助かったとか、医師や看護師が安心して飛べたという話を聞くと嬉しく思う」、川下医師は「僕達の1つのアンサーはプロフェッショナリズムを伝えること。あなたたちに診てもらってよかったと思えるものをちゃんと提供できているかどうかだけでプロというものは問われると思う」と話す。
住所: 徳島県徳島市蔵本町2-50-1
URL: https://www.tokushima-hosp.jp/
URL: https://www.tokushima-hosp.jp/
