世界遺産日光東照宮は1617年に建立された神社で、ここには徳川家の様々な願いや仕掛けが施されているそう。陽明門には508もの彫刻があしらわれていて、見飽きることがないことから日暮の門とも呼ばれているそう。特に重要なのが中央にある彫刻で、水瓶に落ちた子どもを助けるために石で瓶を割るシーンが描かれている。これは家康の目指した世の中で、命の大切さを教えているとのこと。また陽明門は江戸城のある真南を向いているが、江戸城を背にして真北を向くと夜には北極星が現れる。家康は江戸城から見て北極星の方角に自身を祀らせ、天帝と一体になることで子孫や日本全土を守ろうと考えたとのこと。