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「徳川美術館」 のテレビ露出情報

2005年5月3日放送「よみがえる源氏物語絵巻・平安の恋・四季に重ねて」の映像。平安時代、日本古典文学の最高傑作「源氏物語」が生まれた。物語は絵師たちの手で贅を尽くした絵巻に仕上げられた。国宝「源氏物語絵巻」。作られたのは西暦1100年代前半、現存する日本最古の物語絵巻。長い年月の間に絵の具がはがれ、変色した絵巻を復元するプロジェクトが進められている。
国宝「源氏物語絵巻」は名古屋の徳川美術館と東京の五島美術館が所蔵。現存するのは19図。絵巻のうち15図を所蔵する徳川美術館。絵巻の復元はこの美術館を中心に1999年から進められている。科学調査をもとに現代の日本画家が当時と同じ絵の具、同じ技法で復元を行ってきた。15図全ての復元を目指すプロジェクトは最終段階を迎えていた。平安貴族たちのさまざまな愛の形を綴った「源氏物語」。歴史の表からはうかがうことのできない男と女の心の世界が克明に記されている。
国宝「源氏物語絵巻蓬生」。復元を担当する日本画家・加藤純子。「蓬生」に描かれた庭をどう復元するか悩んでいた。庭を描いていた絵の具は蛍光X線分析と呼ばれる手法で調べられた。僅かに残る緑の絵の具。銅の元素を検出。銅を主成分とする孔雀石。この岩を砕いて作る「緑青」という絵の具が使われていた。
復元を担当する日本画家・加藤純子。庭に描かれていたのはどんな種類の草なのか、植物学者のもとを訪ねた。東京農業大学・湯浅浩史教授。「源氏物語」など古典文学の中に登場する植物についての研究で知られる。物語の題名にもなっているヨモギ。畑や道端に茂るカタバミ。確認された草は10種類以上。どこにでもある雑草ばかりで美しさに例えられる植物は一つも描かれていない。湯浅教授は「この庭は末摘花の姿を表しているのではないか」と指摘。
国宝「源氏物語絵巻関屋」。現存する絵巻の中で唯一の風景画。舞台は京都と滋賀の国境、逢坂の関。日本画家・加藤純子が山河を復元。紅葉はどのように描かれていたのか。紅葉の細部を顕微鏡で観察。米粒ほどの葉の一つ一つが彩り豊かに描かれていた。
国宝「源氏物語絵巻関屋」。国宝「源氏物語絵巻」の復元。「源氏物語第十六帖関屋」(瀬戸内寂聴訳源氏物語、朗読・檀ふみ)。語り・武田真治。
住所: 愛知県名古屋市東区徳川町1017
URL: http://www.tokugawa-art-museum.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月20日放送 13:50 - 14:55 NHK総合
あの日 あのとき あの番組(あの日 あのとき あの番組))
2005年5月3日放送「よみがえる源氏物語絵巻・平安の恋・四季に重ねて」。「源氏物語絵巻蓬生」「源氏物語絵巻関屋」(復元模写)を紹介。平安の恋について脚本家・大石静は今より奔放。男女のことでは楽しかったのではないか。散々心はすれ違うのに求めあってしまうと話した。

2024年9月30日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ(特集)
訪ねたのは大河ドラマの撮影が行われているスタジオ。中宮彰子の住まい。この日は10月放送予定のシーンの撮影が行われていた。藤壺と呼ばれる場所、中庭にあるのは藤の花。大きな藤と松の木を絡める通称松藤をシンボルツリーとして設置。実はこちらは、源氏物語絵巻の中にも登場。この絵に描かれていたことから着想を得て作っているのだそう。そして、部屋の中には娘彰子のために藤原道[…続きを読む]

2024年9月16日放送 21:00 - 21:30 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
米国のエンターテインメントで最も権威のある賞の一つ「エミー賞」。俳優の真田広之さんがプロデュースと主演を務めたドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」が、ドラマ部門の作品賞を受賞した。真田さん自身も主演男優賞を受賞した。真田さんは「スタッフ、キャストの皆さんありがとう。みなさんを誇りに思う」とコメント。「SHOGUN 将軍」はほかにも監督賞や撮影賞など、計18の[…続きを読む]

2024年9月8日放送 23:45 - 0:05 NHK総合
ドキュメント20min.(ドキュメント20min.)
お国自慢バラエティー「被告人 名古屋」。擬人化したマチが繰り広げる架空の法廷劇。郷土愛と「あるある」とお国自慢をデフォルメしてお送りする。名古屋は「有名物勝手に所有しがち罪」で愛知の他地域から提訴されている。原告側は「なごやめし22選の中で名古屋発祥と断定できるのは9つしかない」「徳川家康の生まれは岡崎市にもかかわらず名古屋まつりの行列に登場する」ことを罪状[…続きを読む]

2024年9月8日放送 12:54 - 14:00 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団(開運!なんでも鑑定団)
サウナ界のレジェンド・濡れ頭巾ちゃんのお宝は「神居古潭の水石6点」。
水石は室内で石を鑑賞する文化。後醍醐天皇は愛石家としても知られ「夢の浮橋」を戦乱の渦中も身近に置いていたと伝わえる。趣味人が最後に辿り着くのが石だといわれ現在は数百万円で取引されるものも少なくない。水石に適した石は自然景観を連想させるもので硬く緻密な石質など。名石は急流河川の河原で見つか[…続きを読む]

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