10代目松本幸四郎は、2018年に、父・松本白鸚、息子・市川染五郎とともに3代そろっての襲名を果たした。ことしは、叔父・吉右衛門が28年間演じた当たり役も継承した。池波正太郎原作のドラマ「鬼平犯科帳」だ。松本幸四郎のワンワードは、「歌舞伎職人」。歌舞伎のために役立つことをしたい、自分自身が何をするかではなく、歌舞伎のためになっていれば満足だなどとした。今後の目標について、松本幸四郎は、歌舞伎を作りたいとし、セミを主人公にした歌舞伎作品を作りたいなどと話した。休日にやりたいことについて、松本幸四郎は、片付けをしたい、台本など芝居に関わるものを台車で整頓しているが、収納の達人に片付けてもらいたいなどと話した。