騰落率ランキング。先週の東京市場は大幅高。年初から個人投資家が新NISAに積極的なことがわかると海外投資家が先回りして買うことがわかった。33業種中31業種が上昇。2業種のみ下落。下落1位の海運について窪田さんは「イエメンの親イラン武装組織による商船攻撃で海上輸送網が混乱し、運賃に上昇圧力がかかるとの思惑から上昇していたが先週は一服した形」などと述べた。値下がり率5位は北陸電力、能登半島地震の影響で志賀原発に影響はなかったものの再稼働に影響が及ぶとの懸念から株価下落。値下がり率1位はドラッグストア大手のウエルシアHD。第三四半期決算発表での営業減益が嫌気された。値上がり率7位は任天堂。去年11月にゼルダの伝説を実写映画化すると発表したことで、任天堂が持つ知的財産に注目が高まっている他、次世代ゲーム機の発表に対する期待が高まっていて、海外投資家を中心に買いが入った。上昇率3位のディー・エヌ・エーについて窪田さんは「持分法適用関連会社でタクシーの配車アプリなどを手掛けるGOが株式上場に向けた準備を開始すると発表し大幅高となった」などと述べた。また「今週は高値圏でのもみ合いを予想。アメリカとイギリスが11日にイエメンの武装組織に大規模な攻撃を行うなど地政学リスクが高まっている事から一旦利食いに押される展開を予想。資本コストや株価を意識した経営について開示した企業の一覧が公表される。昨年も低PBR銘柄が盛り上がりをみせたが今後の株式市場で材料視される可能性が高い」などと述べた。
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