あす中国に返還される東京・上野動物園の2頭のジャイアントパンダは、きょうが最終観覧日となり、大勢のファンが詰めかけ別れを惜しんだ。明日帰国するパンダは、オスのリーリーとメスのシンシン。現在19歳になる2頭は高齢になる前に、生まれ故郷過ごすことが望ましいと判断され、中国に帰ることが決まった。リーリーとシンシンは2011年に上野動物園にやってきた。2017年に生まれたシャンシャンと親子の愛くるしい姿でブームを巻き起こした。来日してから13年、老若男女に人気のジャイアントパンダとなった。2011年に来日したリーリーとシンシンの間に2017年にシャンシャンが生まれ、2021年には双子が誕生し、シャオシャオとレイレイと命名。去年、シャンシャンが中国に返還されているため、今回2頭がいなくなると上野動物園には、双子の2頭が残る形になる。けさ、上野動物園には長い行列が出来ていた。開園前から多くの人が詰めかけたため、観覧受付は開園1時間前、約2000人で締め切られた。最後の観覧を終えた人の中には、泣きながら出て来る人の姿もあった。高氏貴博さんは2011年に2頭が来日してから一目ぼれし、ほぼ毎日、上野動物園のパンダをウォッチし続け、撮影した写真をブログに投稿している。最後に感謝の思いでシャッターを切り続けた。多くのファンに惜しみなれがら、リーリーとシンシンはあす、成田から中国へ帰国する。
住所: 東京都台東区上野公園9-83
URL: http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/
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