ことし成年皇族の仲間入りをされた秋篠宮家の長男・悠仁さま。きのう筑波大学の推薦入試に合格し、来年4月から大学生に。現在、筑波大学付属高校3年生の悠仁さま。「学校推薦型選抜」を利用し先月28日から2日間、茨城県の筑波大学のキャンパスで生命環境学群生物学類の小論文と面接の試験を受けられ合格された。去年、実際に筑波大学のキャンパスをご見学。昆虫に関する研究室があることや、実験や実習が豊富にあることなどから筑波大学を志望された。昆虫や自然環境など「自然誌」を学べる大学への進学を目指し勉強に励んでこられた悠仁さま。中でも幼少の頃から関心を寄せられていたトンボについては去年11月、学術論文「赤坂御用地のトンボ相」を発表。今年は国際昆虫学会議でポスター展示。悠仁さまは、秋篠宮ご夫妻の公務に同行される際も参考書を持参し勉強に励んでこられた。合格の知らせを受け、秋篠宮ご夫妻と共に安堵されていた。秋篠宮さまと30年以上親交があるジャーナリスト・江森敬治三さんはは「小さい頃から自主性を重んじるという秋篠宮家の教育方針により、最終的にはご自身で入学したい学校を選んだと聞いている」と話す。戦後皇室に生まれた皇族の国立大学への進学は初めて。