石原良純はロシア大統領選挙の結果は決まっているようなもので、プーチン大統領が右往左往しても関係がないと感じるという。廣瀬陽子教授は「仮にプーチン大統領の対抗馬が出たら、消されると思う」と話す。豊島氏は「勝つのは確定しているが、プーチン氏からすれば圧勝したい狙いがある」と語った。プリゴジン氏が主導した武装反乱が終息すると、国営メディアは同氏の豪邸、巨額の資産を報じ、廣瀬氏は「プリゴジン氏の人気を下げる手法」と語った。現在、注目しているのはプーチン氏の最側近、ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記。武装反乱の終息に大きな役割を果たしたとみられ、息子は若くして農業相に起用された。パトルシェフ氏はこの子息をプーチン大統領の後継者にしたいと野望を抱いているという。