手足口病は夏カゼと呼ばれる感染症の一つで例年6月下旬ごろから増加。今年はすでに例年の3倍に。先月から4県で警報発令が出され、東京都でも感染者が去年の3倍に増えるなど全国に広がっている。今、起きているのが「感染症ドミノ」。感染症ドミノとは感染症にかかった患者が症状が治りきらず抵抗力が弱ったところで別の感染症に感染すること。男性の患者の場合、インフルエンザに感染し、5日後に回復し出社したが、新たに別の感染症に感染。東京歯科大学市川総合病院・寺嶋毅教授は「流行が前倒しになっている」。今年は夏がピークの感染症が前倒しになり、多くの感染症が同時期に流行する状況になっている。十分な睡眠、栄養摂取が重要。