日本の年金制度について、世界と比較しながらみていく。昨日参議院予算委員会で年金制度改革について集中審議があった。日本の年金について現状を紹介。日本の人口は1億2340万人で高齢者の割合は約30%。日本の年金は賦課方式を採用しており、現役世代が払う保険料を受給世代の年金にあてている。保険料は大きくわけて国民年金と厚生年金があり、会社員などが月給の18.3%を支払っている。貰える額は平均約15万円で現役時代に支払った保険料の約30%が戻って来るイメージ。去年、現在の年金制度の不安についてのアンケートがあり、将来の受給額が少なくなる、年金制度の破綻、保険料負担の重さなどの回答があった。鈴木おさむは自身が団塊ジュニア世代で自分たちが65歳になった時にもつのかな?と思うとコメント。世界の年金ランキングで1位はオランダで日本は36位。評価の基準としては十分性、持続性、健全性があり、低評価の理由について、マネーコンサルタントは保険料の負担が大きくない分、世界と比べて受給額が十分ではなく、公的年金だけで生活するのは難しいと指摘。
ランキング1位のオランダはどんな制度になっているのか。オランダ在住の男性は公的年金は1人あたり月23万円ほど貰っているという。また、男性は妻と一緒に約16万円の職域年金を貰っているので普通に生活ができるという。オランダは人口も日本より少なく、高齢者の割合も約20%と低いが制度の方式は日本に近い物があり、賦課方式と一部積立方式となっている。保険料は公務員で月収40万円の場合には、月8万4000円負担しており収入の約21%となっている。日本で同じ程度の収入の人の負担をみると約3.7万円のため、負担は大きいことが分かる。一方、受給額は月平均35.6万円。現役時に払った保険料の9割が戻って来る形。オランダ全体で見ても、現役時代の約7割が戻って来る形。オランダの制度のメリットとしては受給額が現役時代の7割り程度だということ、支給額の変更は半年ごとにできるので急な物価上昇に対応出来ること、デメリットは物価が高いため公的年金だけでは生活できないことだとマネーコンサルタントは指摘。
次にランキングでアジアトップになった5位のシンガポールの制度について見ていく。シンガポールは世界的にみて珍しい制度となっている。積立方式を採用しており、強制貯蓄のような形で見えやすく平等だという。積立方式は自身が払った保険料を積み立てて、老後にそのお金を受け取るという方式。
ランキング1位のオランダはどんな制度になっているのか。オランダ在住の男性は公的年金は1人あたり月23万円ほど貰っているという。また、男性は妻と一緒に約16万円の職域年金を貰っているので普通に生活ができるという。オランダは人口も日本より少なく、高齢者の割合も約20%と低いが制度の方式は日本に近い物があり、賦課方式と一部積立方式となっている。保険料は公務員で月収40万円の場合には、月8万4000円負担しており収入の約21%となっている。日本で同じ程度の収入の人の負担をみると約3.7万円のため、負担は大きいことが分かる。一方、受給額は月平均35.6万円。現役時に払った保険料の9割が戻って来る形。オランダ全体で見ても、現役時代の約7割が戻って来る形。オランダの制度のメリットとしては受給額が現役時代の7割り程度だということ、支給額の変更は半年ごとにできるので急な物価上昇に対応出来ること、デメリットは物価が高いため公的年金だけでは生活できないことだとマネーコンサルタントは指摘。
次にランキングでアジアトップになった5位のシンガポールの制度について見ていく。シンガポールは世界的にみて珍しい制度となっている。積立方式を採用しており、強制貯蓄のような形で見えやすく平等だという。積立方式は自身が払った保険料を積み立てて、老後にそのお金を受け取るという方式。