大阪・摂津市ある水産加工会社「パプアニューギニア海産」では無断欠勤OK、出勤時間自由という変わったルールを導入している。かつてのパプアニューギニア海産では従業員を管理して縛る経営をしていた結果離職者が増えてしまい、東日本大震災で工場が被災したことをきっかけに拠点を大阪に移したもののさらに離職者が増えてしまったという。当時従業員には子育てをしている母親たちが多く、ヒアリングの結果休みやすい会社にしてほしいという意見が相次いだ。そこで休む際の無断欠勤というルールを思い切って導入し、さらに働きやすい会社にするべく嫌いな作業はやってはいけないというルールなども導入した。結果として従業員のモチベーションアップに繋がり、ここ5年間で仕事や会社の不満による離職者はいないという。