中国の株価指数は今年に入り低迷している。市場関係者が今後のリスクとして警戒しているのは、中国経済の動向や11月の米大統領選だという。トランプ前大統領が返り咲けば、中国への締め付けがより厳しくなることは想像に難くなく、市場には様々なリスクシナリオが飛び交うとのこと。これに追い打ちをかけそうなのが岸田政権の弱体化で、海外投資家が日本経済に信頼を置く背景には政治情勢が比較的安定していることがあるという。だが自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件などをきっかけに内閣の支持率は低空飛行が続き、株高は危ういバランスの上に成り立っているとみられている。(産経新聞)