7月7日に投開票が行われる東京都知事選。蓮舫氏など30人以上が立候補を表明しているが、現職・小池都知事はまだ出馬表明していない。きょう行われた定例議会後の会見では「いまは定例議会をしっかりと対応していきたい。それに尽きます」と話し、明言はしなかった。定例会議はあと6月12日まで、6月20日に東京都知事選の告示となる。金子さんは「都議会に集中したいということと、浮足立ったことは今しないという考えだと思うし、もう1つは政治家としての練度・嗅覚があると感じる。いま蓮舫さんが出馬表明して、いろんなことに対して注目されている。一通り蓮舫さんの情報が出きった後にあとから出すのは強いので、そのタイミングを見計らってらっしゃるのかな?というのもある」などとコメントした。今月2日、街頭演説後に記者団の取材に対し、公約の発表時期は「小池都知事と同じタイミングで発表する」とした。タイミングを合わせる理由を問われると「現職の方はお強いので、私が早く出した公約と同じものを出されるのは辛いなと思うところもある」「(小池都知事が)出られるんであれば早く出ていただきたいし、戦いたいなと思います」と話した。都知事選には蓮舫さんの他、広島県・安芸高田市の石丸伸二市長や、田母神俊雄元航空幕僚長ら30人以上が立候補を表明している。
政治資金規正法改正案はきのう衆議院を通過したが、自民党内には隙間風が吹いている。先週水曜日に日本料理店で会合をし、「公開基準額を自民の10万円超案に」と麻生氏が言い、一旦理解を示した岸田総理だったが、「法案を通さないと等が終わってしまう」として公明案の5万円に譲歩する考えに翻意した。先週木曜日、麻生氏は約20分間電話で抗議した。岸田総理と麻生氏・茂木氏の不協和音は長引く可能性もある。きのうは菅前総理らが会合を行い、政治情勢などを意見交換した。金子さんは「岸田総理と公明案に関して言うと、もともと岸田政権誕生の立役者は麻生さん・茂木さんだけど、麻生さんは派閥に関する一連の流れの中で呆れていたというところもあった。茂木さんも党内で言われているのは岸田さんの足を引っ張っているということ。そんな関係性なのでいまさら修復しようということも無いという流れの1つでしか無いと思う。菅さんの動きでいうと、新総裁の新たな動き出しとみるのが大きいと思う。菅さんがキングメーカーとなってこれから動くのか、その中(会合参加者)の誰が出るのかというのとかがある。注目度を上げるためにわざと撮らせたと思う」などと話した。萩生田氏・加藤氏・武田氏は「HKT会合」と呼ばれる会合を定期的に開催しており、岸田総理の求心力が低下する中での会合は9月の総裁選に向けて憶測を呼ぶとみられる。金子さんは「総裁選の前に選挙をしたかったというのが岸田さんの思いだと思うが、今回は6月議会が終わっても見送るとおっしゃっているので、できないとなると総裁選に出ること自体が厳しくなる。党内でも岸田さんを代えて欲しいという声も出ていると聞く。ポスト岸田の候補は小石河(小泉・石破・河野)が言われているし、石破さんに関しては党内の人気がないが、影響力も力もあった安倍派がいまは無くなってしまったとなると、国民的には石破さんは『なってほしい総理』というのでいつも1位になってくるので、国民の感覚との乖離があまりないようにしていかないと、”政治とカネ”の問題でかなり自民党には厳しい目が向けられている中では、乖離をできるだけ無くすためにも石破さんという選択もなくはないという時期になっているのかなと思う。また、自民党の若手の中では小林鷹之さんの名前も挙がっている」などと話した。
政治資金規正法改正案はきのう衆議院を通過したが、自民党内には隙間風が吹いている。先週水曜日に日本料理店で会合をし、「公開基準額を自民の10万円超案に」と麻生氏が言い、一旦理解を示した岸田総理だったが、「法案を通さないと等が終わってしまう」として公明案の5万円に譲歩する考えに翻意した。先週木曜日、麻生氏は約20分間電話で抗議した。岸田総理と麻生氏・茂木氏の不協和音は長引く可能性もある。きのうは菅前総理らが会合を行い、政治情勢などを意見交換した。金子さんは「岸田総理と公明案に関して言うと、もともと岸田政権誕生の立役者は麻生さん・茂木さんだけど、麻生さんは派閥に関する一連の流れの中で呆れていたというところもあった。茂木さんも党内で言われているのは岸田さんの足を引っ張っているということ。そんな関係性なのでいまさら修復しようということも無いという流れの1つでしか無いと思う。菅さんの動きでいうと、新総裁の新たな動き出しとみるのが大きいと思う。菅さんがキングメーカーとなってこれから動くのか、その中(会合参加者)の誰が出るのかというのとかがある。注目度を上げるためにわざと撮らせたと思う」などと話した。萩生田氏・加藤氏・武田氏は「HKT会合」と呼ばれる会合を定期的に開催しており、岸田総理の求心力が低下する中での会合は9月の総裁選に向けて憶測を呼ぶとみられる。金子さんは「総裁選の前に選挙をしたかったというのが岸田さんの思いだと思うが、今回は6月議会が終わっても見送るとおっしゃっているので、できないとなると総裁選に出ること自体が厳しくなる。党内でも岸田さんを代えて欲しいという声も出ていると聞く。ポスト岸田の候補は小石河(小泉・石破・河野)が言われているし、石破さんに関しては党内の人気がないが、影響力も力もあった安倍派がいまは無くなってしまったとなると、国民的には石破さんは『なってほしい総理』というのでいつも1位になってくるので、国民の感覚との乖離があまりないようにしていかないと、”政治とカネ”の問題でかなり自民党には厳しい目が向けられている中では、乖離をできるだけ無くすためにも石破さんという選択もなくはないという時期になっているのかなと思う。また、自民党の若手の中では小林鷹之さんの名前も挙がっている」などと話した。