今週水曜日、学習院大学の卒業式を迎えられた天皇皇后両陛下の長女・敬宮愛子内親王。式の前には、笑顔で大学生活の感想を述べられていた。2020年に学習院大学文学部・日本語日本文学科に入学された。コロナ禍とあって1~3年生まではオンライン授業が続いた。卒業論文を指導した中野教授は、愛子さまの学業に対する姿勢を「ゼミ生の中で最も多く面談を重ねられた方の1人。学問に対する真摯な態度の表れだと考えている」などと語った。2021年12月には二十歳の誕生日を迎えられ、翌年3月には成年皇族となり初の記者会見にも臨まれた。約30分間に渡った記者会見で、フジテレビ宮内庁担当の宮崎記者は、手元の原稿に目を落とすことなく記者1人1人の目を見ながら自分の言葉でお話になっていたのは印象的だったという。大学4年生となり本格的にキャンパスへの通学が始まった。大学卒業にあたりよせた文書には、この1年間を「友人たちと授業を受けたり直に話をして笑い合ったり学内の様々な場所を訪れたりしたことは、私にとって忘れることの出来ない一生の思い出となりました」と綴られていた。