原爆投下から80年を迎える中、31年前に両陛下が広島を訪問された際に当時の市長として原爆慰霊碑に同行した平岡敬さん。1996年には起きた忘れられないこととして、「希望のヒロシマ」という本を上皇さまが読んでいて、当時皇太子だった陛下が勧めていたことに強い思いを実感したという。その後も10回にわたりヒロシマを訪問された上皇さま。愛子さまも中学時代には広島を訪れ「世界の平和を願って」という作文を寄せられた。二度と過ちを繰り返さないという思いを国民に示しておられると平岡さんは振り返った。天皇として初めての広島訪問は被爆地に向き合うものとなる。