去年9月に18歳の誕生日を迎えられた秋篠宮家の長男・悠仁さまが成年にあたって初めての記者会見を行い、成年皇族としての抱負を語られた。冒頭、岩手県などで相次ぐ山林火災で被害を受けた人たちに心を寄せられた。男性皇族としては父である秋篠宮さま以来39年ぶりに成年を迎えられた。来月から筑波大学に進学される。学業を優先しながらも成年皇族としての公務を徐々に行われる予定。幼少期からトンボなどの昆虫に興味を持たれている悠仁さまがエピソードを語られた。現在、悠仁さまの皇位継承順位は2位。象徴天皇のあり方について問われると「常に国民を思い、国民に寄り添う姿なのではないかと思います」と述べられた。会見では結婚観についても問われた。悠仁さまの伯父である天皇陛下が20歳の成年を迎える際、理想の女性のタイプを問われた時は「困ったな」と笑いながら「理想像は徐々に、徐々にできてくるんじゃないでしょうか」と答えられた。父である秋篠宮さまはやや照れながら結婚について「三十歳前後で、遅くないほうがいい」と話されていて、その5年後、紀子さまと24歳で結婚された。悠仁さまは「理想の時期や相手についてまだ深く考えたことはありません」と述べられた。メモなどを持たず、1人1人の顔を見ながら最後まで堂々と話された。