鈴木監督は去年のパリオリンピックで心残りがあるという。混合団体の決勝。1番重いクラスに選んだのは22歳の斉藤立だった。代表戦で斉藤立にチームの命運が託されたが、斉藤は負けてしまった。重い責任を担い、大事な局面に挑む選手に対して、もっと事前に出来る準備があったのでは?と鈴木監督は感じている。PKはメンバー決まってるの?と聞かれ森保一監督は「これまでは、決めてなかった。選手たちに俺が行くにしてた。世界の舞台で勝つか負けるかのところで、蹴れますっていう勇気を持ってやってくれることが、選手の成長につながると考えていた。ある選手から監督から言われたほうが選手も信頼感を得られて蹴れることもあると言われた。カタール大会でPKで負けた。そこで選手に責任を追わせてしまった。監督としてだれだれ蹴れって決めて、ミスしたときに俺が蹴れって言ったから。バッシングはあるので、選手のメンタリティが傷つけられることを軽減することは自分にできたのかなっていう後悔はある。次PK戦があるとしたら、誰々蹴れっていうのは持っておきたい」などと話した。