東京23区で去年1年間で発売された新築マンションの平均価格がきょう発表され、その金額は1億円を超えた。この傾向は23区だけでなく、東京23区外が5427万円など1都3県の平均価格は3年連続で過去最高を更新した。高田馬場駅から徒歩7分の場所で建設されているマンションは1億円の販売価格を超える70戸があったが低金利など購入環境の後押しもあり順調に販売は進捗しているという。夫婦共働きで世帯収入の高い“パワーカップル”が購入するケースが多く、勤務先へのアクセスなど住居環境を充実させたいというニーズが高まっている。23区で平均価格が上昇していることについて不動産経済研究所は、建設資材や人件費の高騰で工事費が上昇していることなどを挙げている。マンション価格の今後の見通しについて、井出さんは経済的要因が変わらないなら価格が下る要因は無いに等しいと話し、中古マンションは郊外を含め広いエリアで探せば割安な物件があるなど物件の探し方を変化させている人も多くなってきているとも話した。