「医療を通じて社会に貢献する」企業理念のもと、医療機器などを手掛けるテルモ。CEOの鮫島さんは幼少期海外に住んでいた経験から世界を股にかける仕事がしたかったという。夢は成長とともに変化、大学時代にアメリカに行った際、アメリカでのライフスタイルが仕事一辺倒ではない、と感じたという。複数の企業で経験を積んで2002年にテルモに入社した鮫島さん、入社半年でM&Aに携わったという。この時お互いにリスペクトしあい、コミュニケーションをとることが大切だと感じた鮫島さん。血管内治療関連デバイスや心臓血管カンパニーを統率。そんな中で出荷のストップというトラブルに見舞われる。そこから安心安全を届けることが企業理念の「医療を通じて社会に貢献する」につながると考えた。リーダーとして大切にしているのはチャレンジ出来る環境を作ること、そして未来に残したい夢は、患者さんの悩みや不安を助ける会社にすることだという。