今、家賃をめぐるトラブル件数が増えているという。家賃トラブルの相談を受け付けている東京借地借家人組合連合会では、先月31日~きのうまでに100件超の相談があったという。高橋雅博事務局長は「物価高のご時世に便乗値上げを請求してきている」と指摘。一方で、物価高の影響でやむにやまれずある程度の値上げに踏み切るケースもあるという。法律上、家賃の値上げは、貸す側と借りる側、お互いの同意がないとできないため、正当な理由かどうか確認する必要があるという。そのうえで納得ができなければ値上げを拒否することも、場合によっては可能。背景にあるとみられるのが、東京23区の家賃の高騰。不動産情報サービス・アットホームにによると、東京23区の賃貸マンションの平均家賃は右肩上がりで、ことし7月にはシングル向けが10万3265円、ファミリー向けは24万7375円と過去最高を更新。都市部への人口集中で需要が増加していることなどが指摘されている。
