物価高が続いた2024年、今年もあと1か月を切った。政府の発表によると、個人の消費は「一部に足踏みが残るものの、持ち直しの動きがみられる」ということだが、財布の紐が固くなっている人も多い。そこで、街行く人に“今年イチバンのお買い物は何ですか?”と聞いてみた。50代女性は車(約400万円)、20代男性はカルティエの時計(約100万円)。その他、アイドルグループの推し活に総額で100万円ほど使った人や子どもの成長を記録するために奮発した人もいた。偶然出会ったのは、週末にグランドスラム東京に出場する柔道の小野日向選手。1着5万円弱の柔道着を購入したという。一方で5万円ほどのヘッドホンを購入した大学生は、バイトをして計画的にお金を貯めたとのこと。ほかにも、茶道の道具一式を購入した女性は食費を削り、人気ブランドのトートバッグを購入した女性は、お弁当を作るようにしたり電気をこまめに消すなどしたという。「Nスタ」が街で調べたところ、100万円以上の買い物をした人はおよそ1割、3割以上が10万円未満という結果になった。