1日に325万人以上が利用する京王電鉄。新宿や渋谷というビッグターミナルから東京のウエストサイドに伸びる首都圏の大動脈。新宿西口地下にある京王線の新宿駅。千歳烏山駅に向け出発。新宿駅を出ると約3kmにわたり地下を走行。旧初台駅のホームがあり、京王新線ができるまで使われていた幻の駅。笹塚駅の手前で地上に出る。工事中の高架橋があり、現在京王線は高架化工事の真っ最中。千歳烏山駅は新宿駅から最短11分で到着。千歳烏山駅が開業したのは大正2年。京王線は、まず笹塚~調布間で開通。その時できた最も古い駅の1つ。京王線の成り立ちは、甲州街道の街道沿いの宿場町が発達してたが、中央本線ができてしまい交通の要所が中央線沿いの街に移ったため、甲州街道の宿場町が「鉄道を造ってくれ」ということで生まれたという。そして旧東京市(新宿)と八王子を結ぶため「京王」と名付けられた。かつて田園地帯だった烏山は、商店街と住宅街の人気タウンに成長。駅ができて110年以上経ったが、最近のトピックは特急が止まるようになったこと。居酒屋の店主に伺うと、呑みに来るお客さんの量が全然違うという。