射水市の新湊漁港では例年漁が解禁される9月の初めごろベニズワイガニの水揚げを行ってきたが、厳しい暑さが続いていることからカニの鮮度が落ちるのを避けるため漁に出るのを去年に引き続き10日ほど遅らせた。今シーズン初めての漁から漁船が戻り、漁師たちがベニズワイガニを水揚げ。この船では能登半島地震の前と同じ程度の約500匹のカニがとれ、初日としては不漁だった前のシーズンの2倍以上。新湊漁港では去年1月の能登半島地震のあとベニズワイガニの水揚げが落ち込み、県水産研究所によると前のシーズンの漁獲量は例年の約30%、海底で起きた地すべりの影響が指摘されていた。
住所: 富山県射水市八幡町1-1100
